
「借金があるから、友達に会いたくない」
実は私も500万円を超える借金の返済中は、友達からの誘いをどう断ろうか、毎回悩んでいました。
かつての私と同じように悩んでいる人は決して少ないでしょう。
この記事では、なぜそう感じてしまうのか、そのままにしておくとどうなるのか、そして友達付き合いを諦めずに借金と向き合う方法を順番に見ていきます。
借金があると友達に会いたくなくなる心理的な理由
返済でお金に余裕がなく、誘いに応じられない
クレジットカードやキャッシング、奨学金の返済が続いていると、毎月使えるお金はあらかじめ決まってしまいます。
飲み会や食事といった、本来は楽しいはずの誘いも、「今月はもうお金が使えない」という現実の前では負担に感じました。
どうしても断れず参加したこともあるんですが、全然、楽しめないんですよね。
500万円の借金が確定し、返済がスタートしたばかりの頃、毎月の給料のほとんど返済に回り、一回でも飲み会に参加すればアウトな状態だったのです。
「奢ってもらう/断る」の気まずさ
お金がないことを正直に言えず、かといって奢ってもらうのも気が引ける。
結局、理由をぼかして断ることになり、その場しのぎの言い訳を重ねるうちに、誘いそのものが負担になっていきます。
借金していることを知られたくない気持ち
借金を抱えていることは、多くの人にとって「知られたくないこと」の一つです。誘いを断る理由を正直に話せないもどかしさが、友人と距離を置く選択につながってしまいます。
友人と比較してしまう自己嫌悪
周りが当たり前のように外食や旅行を楽しんでいる姿を見ると、「自分だけがお金の自由がない」という引け目を感じやすくなります。
この比較が、会うこと自体を避けたい気持ちを強めてしまう。
お金に余裕がないと何やっても楽しく感じません。
「友達に会いたくない」状態を放置するとどうなるか
人間関係の希薄化・孤立
誘いを断り続けていると、次第に連絡そのものが減っていきます。
悪気があって離れていくわけではなく、単純に「誘っても断られる」という経験が積み重なった結果です。
誘いを断り続けているうちに、気づけば連絡が来なくなっていた。孤独感は増したが、借金自体は1円も減っていなかった。
精神的な負担の増加
友人は本来、悩みを打ち明けたり、気分転換をしたりできる存在です。その関係性が薄れることで、借金の悩みを一人で抱え込む状態になり、精神的な負担はむしろ大きくなります。
問題(借金)そのものは解決しない
友達を避けることで一時的に気まずさは減っても、返済という根本の問題は何も変わりません。むしろ孤立によって相談相手を失い、問題解決が遠のいてしまうこともあります。
友達付き合いを続けながら借金と向き合う方法
お金を使わない付き合い方を提案する
外食や飲み会だけが友達付き合いではありません。家で食事をする、散歩をする、無料のイベントに行くなど、お金をかけずに楽しめる選択肢を自分から提案してみましょう。
外食の誘いを「家でご飯作るから来ない?」と提案し直したら、意外と友人も喜んでくれた。会う頻度は変わらなくても、お金がかからない付き合い方があると気づいた。
正直に話せる相手には状況を共有する
すべての人に話す必要はありませんが、信頼できる相手には「今はお金に余裕がなくて」と一言伝えるだけで、気まずさが和らぐことがあります。
話す相手・話さない相手を自分の中で決めておくと、心理的な負担が減ります。
ただし、これは人によるので、自分の場合は完済するまで誰にも話しませんでした。
無理に誘いに応じない・自分を追い込まない考え方
すべての誘いに応じる必要はありません。
断ることは関係を壊すことではなく、今の自分の状況に合わせた選択だと捉え直すことも大切です。
借金を抱えていたからこそ、お金を理由に気が進まない誘いを断れるようになりました。
その結果、本当に大切な人との付き合いだけが残り、無理をして続けていた人間関係を見直すきっかけになりました。
そもそもの原因である「借金」を解決する方法
友達付き合いの悩みの根本には、借金という現実の問題があります。ここを整理することが、長期的な解決につながります。
借金の現状を正確に把握する
まずは借入先ごとの残高・金利・返済期日を一覧にして、全体像を把握しましょう。漠然とした不安は、数字にすることで具体的な対策に変わります。
家計の見直し・支出の整理
収入と支出を洗い出し、無理なく減らせる支出がないかを見直します。小さな見直しの積み重ねが、返済の負担を軽くします。
債務整理という選択肢
返済が明らかに厳しい場合は、任意整理・個人再生・自己破産といった債務整理も選択肢の一つです。それぞれメリット・デメリットが異なるため、自分の状況に合った方法かどうかを専門家と一緒に確認することが望ましいでしょう。
無料相談できる窓口
弁護士や司法書士、法テラスなどでは、借金に関する無料相談を受け付けている場合があります。一人で抱え込まず、まずは話を聞いてもらうことから始めてみてください。
友達に会いたくない気持ちが強いときの心のケア
一人で抱え込まないことの重要性
借金の悩みも、友達に会いたくない気持ちも、一人で抱え続けると視野が狭くなりがちです。誰かに話すこと自体が、気持ちを整理する助けになります。
専門家やカウンセラーに相談する選択肢
お金の専門家だけでなく、気持ちの面でつらさを感じている場合は、カウンセラーなど心のケアの専門家に相談することも選択肢の一つです。
焦らず段階的に人と会う機会を戻す
借金の問題が落ち着いても、人と会う気持ちがすぐに戻るとは限りません。焦らず、少しずつ会う機会を増やしていくことが大切です。
まとめ:借金と友情、両方を諦めなくていい
借金があると、お金を自由に使えないことから友達付き合いに気まずさを感じてしまうのは、決して珍しいことではありません。
大切なのは、友達を避け続けるのではなく、お金をかけない付き合い方を工夫したり、信頼できる相手には状況を共有したりしながら、同時に借金そのものと向き合っていくことです。
一人で抱え込まず、専門家や信頼できる人の力も借りながら、焦らず少しずつ状況を整えていきましょう。
